脳科学からみた子供の経験

・幼児の脳は発達中で、まだエピソード記憶がうまくできない為、大人になった後、意識の上では経験を覚えていない。
・しかしそれは表面上の事で、幼児の体験は体感として無意識の神経回路に残り、直感力や反射力を育む事につながっている。
・経験が優れていれば、自然と優れた反射ができる人間になる。
・「いい経験」とは「質の高い経験」に限らない。脳は多様な経験を通じて、違いがわかる能力を育んでいく。
池谷裕二:「パパは脳科学者」より引用

我が家には5歳と3歳の男の子がいるのだが、彼らと一緒に過ごせるのは週末ぐらい。
その週末も、子供のやりたいようにやらせてあげると、同じような事を繰り返してしまいがちになってしまう。
「これでいいのかな?」と疑問に思っていたところに、上記の一節に巡り合う。
脳科学の視点から「経験」する事の重要性を改めて教えてもらった。良くも悪くも新しい事を体験させてあげる事が反射力を育む事を意識して子供達との貴重な時間を過ごそうと思った。

どうやらお金をかけた「質の高い経験」だけでなく、「多様な経験」が大事なようなので、手始めに初めて行く少し遠くの公園へ行く事にした。
短い時間だったが、新しく発見した公園に子供達も大満足の様子。連れ出してとてもよかったと思う一日であった。



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